あとがき

日本の昔話、「ふるやのもり」のオオカミが、ボンちゃんとダブってしまいました。

それで、書いてみたのですが、
やっぱり、日本情緒ならではの話しだな〜と、
ちょっと、色々と無理だったかと反省しております。


物語は、おじいさんと、おばあさんを食べてしまおうと
オオカミが、屋根裏に忍び込んできたとき、

「今日あたり、ふるやのもりが来そうだね〜」
「ああ。こわいね〜」
と、いう、老夫婦の会話にオオカミが怯えて

「きたよっ!ばあさんや!ぬかるでないぞっ!」
「はいっ!おじいさんっ!準備はしておりますよっ!」の声に

たすけてくれ〜っ!

と、オオカミが逃げ出していくという話です。

う〜ん。こうして、私が、あらすじだけ書いてもダメですね〜。


あの、薄暗い、雨つづきの湿った古い家の中、
おじいさんと、おばあさんの静かな会話に、オオカミが怯える様子が、
とても楽しいのです。


絵本によっては、
こどもたちに分かりやすいようにでしょうか
「ふるやのもり」が「あまもり」となっているものもありますが、

やはりここは
昔言葉の、「ふるやのもり」の方が好きだな〜と勝手に思っております。



読んで下さって、ありがとうございますm(_ _)m




        






        

ほんと、こわいね〜。「ふるやのもり」

「古屋の漏り?」

そう。「古屋の漏り」