「封神演義」の騒ぎの要因。「妲己」(だっき)です。

もとはといえば、紂王(ちゅうおう)が、
「女媧」(じょか。中国では人間をつくったとも言われるほどの神)
に対し、とても無礼な態度をとったため、
怒った女媧が、商朝を滅亡に陥れるために、妲己を送り込みました。

彼女の正体は、千年生きた九尾の狐。「千年狐」です。
色香と策略で、紂王の寵愛を受け、
后や忠実な臣下、邪魔になるものを次々とおとし入れ、
目を覆うばかりの、おそろしい宮中にしてしまいます。

艶やかな美しさと妖艶さを持ちながら、
清純で、かわいらしく見せる演技も、みごとなものです。
でも、人を喰う妖怪なのです。怖いです。

最後は、捕らえられますが、
あまりの美しさに、誰も首を切ることができない騒ぎ。

そんな美女をどうやって描こうかと(@@)
それで、ちょっと足だしてもらって色気としました。



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